「ノースウェーブのスニーカーはダサい」という声を聞いたことはありませんか?
90年代に爆発的人気を集めたあのボリューム感は、現代のスマートなスニーカーとは一線を画す独特なデザイン。
「ダサい」と言われつつも何度も復刻されるのはなぜでしょう?
実は、この特徴的なフォルムにはスノーボードブーツの技術が活かされていて、見た目以上の履き心地の良さが隠されているんです。
当記事を読めば、90年代カルチャーの象徴として愛され続けるノースウェーブの魅力と、現代でも楽しめるコーディネート術を知ることができますよ!
- 「ノースウェーブ スニーカー ダサい」と言われる理由と、実は多くの人に愛されている意外な魅力を知れる
- 90年代から現代までの復刻の歴史と最新モデルの特徴が分かる
- ノースウェーブに合わせた効果的なコーディネート術をマスターできる
- 偽物と正規品の見分け方を学んで、失敗せずに購入できる
- 芸能人やK-POPアイドルも愛用する理由と人気の秘密を知れる
- 信頼できる正規取扱店の情報で、安心して本物を手に入れられる
ノースウェーブのスニーカーってダサい?90年代カルチャーの象徴
なぜダサいと言われるのか?
ノースウェーブのエスプレッソは、90年代に爆発的な人気を集めた一方で、その特徴的なデザインから「ダサい」という意見も聞かれます。
厚底スニーカーというボリュームのあるフォルムが、人によっては「重たい」「野暮ったい」印象を与えることがあるんです。
特に、つま先の丸みを帯びたデザインと極厚のソールの組み合わせは、現代の細身でスマートなスニーカーの流行に慣れた目には独特に映るかもしれません。
具体的に見てみると、ノースウェーブのエスプレッソは元々スノーボードブーツのソールとスニーカーのアッパーを組み合わせたデザインで開発されました。
そのため、通常のスニーカーよりもかなりボリュームがあるのが特徴です。
当時の「BOON」や「CUTiE」といった雑誌では、パフィーや藤原ヒロシさんが履いていたことで人気に火がついた話も載っています。
雑誌の記事では「今思うとちょっと恥ずかしいけどね(笑)」という声もあり、当時を知る人からすれば「懐かしさ」と「照れくささ」が入り混じる感覚があるようです。
- 特徴的な厚底デザイン
- 丸みを帯びた特殊なフォルム
- スノーボードブーツをベースに開発
また、ノースウェーブは1996年頃に流行しましたが、その後2年ほどで下火になり、98年には価格も大幅に下がっていました。
流行に敏感な人からすると「もう古い」という印象を持つことも。
さらに、その後の復刻版も2014年、2017年、2018年と何度か発売されてきたことから、「何度も復活するほどダサいのでは?」という声も。
でも、この何度も復刻されるということは、実は多くの人に愛されている証拠でもあるんです。
一方で、このダサさを「古き良き時代の象徴」として楽しむ風潮もあります。
90年代ファッションのリバイバルとともに、若い世代にも注目され、その独創的なフォルムやレトロ感が再評価されているんです。
結局のところ、ノースウェーブのスニーカーが「ダサい」かどうかは、見る人の価値観や美的センスによって大きく変わります。
90年代の懐かしさを感じる人には宝物のような一足なのです。
ボリューム感のある独特なフォルム
ノースウェーブのエスプレッソが、最初に目に飛び込んでくるのはその独特なフォルムです。
見た目のインパクトが強く、一度見たら忘れられないシルエットを持っています。
このスニーカーの最大の特徴は、スノーボードブーツのソールをそのまま使用している点です。
通常のスニーカーとは違い、極厚のソールがとても目立ちます。
横から見ると、かかとの高さがはっきりわかるでしょう。
この厚みが歩くときの安定感を生み出しています。
また、つま先の部分が丸くなっているのも特徴的です。
多くのスニーカーはつま先が細くなる傾向がありますが、ノースウェーブのエスプレッソは全体的に丸みを帯びています。
この丸みが「ぽってり」とした印象を与え、当時の「脱力系」と呼ばれたファッションにぴったり合っていたのです。
トゥ(つま先)とヒール(かかと)の部分には、ブランドロゴが入っていて、90年代当時はフルロゴが刻印されていましたが、復刻版では「N」ロゴになるなど細かな変更点もあります。
- オリジナルと復刻版では細部のデザインが異なる
- オリジナルはトゥにフルロゴ、復刻版は「N」ロゴ
- ヒールのカラーリングも旧版と新版で異なる
ソールには「ファットボーイソール」と呼ばれる特殊なソールを使用。
イタリアのスノーボードブランドならではの発想で、スノーボードをした後の「アフタースノー」をコンセプトに開発されたものです。
そのため、雪道でも滑りにくく、歩きやすい作りになっています。
さらに、アッパー素材はスエードレザーを使用し、温かみのある質感を出しています。
シューレースも太めで存在感があり、全体的に90年代のストリートファッションを象徴するようなデザインに仕上がっています。
現在の復刻版では、当時のデザインを残しつつも軽量化が図られ、見た目よりもずっと軽く感じるよう改良されています。
ボリューム感はそのままに、履き心地が向上しているのが特徴です。
このような独特なフォルムは、現代のスリムなスニーカーとは一線を画しており、90年代ファッションの象徴として多くの人の記憶に残っているのです。
ノースウェーブ エスプレッソの復刻
90年代に一世を風靡したノースウェーブのエスプレッソは、何度も復刻されてきました。
多くのファンが待ち望んだ復活は、ノスタルジーと新しさが融合した形で実現しています。
最初の復刻は2014年秋に行われ、ビームスで先行発売されました。
続いて2017年に第2弾、2018年に第3弾と復刻が続き、そして2023年末から2024年にかけて第4弾の復刻が実現しました。
2023年12月15日には「ビリーズ エンター渋谷」「ミタスニーカーズ」「アップタウンデラックス(福岡)」の3店舗で先行販売が始まり、2024年1月26日からは全国約80店舗で販売されるようになりました。
復刻版のカラーバリエーションも豊富です。
エスプレッソは4色(ブラック、グレー、レッド、イエロー)、ミッドカットタイプのエスプレッソ チリは2色(ブラック、ロイヤル)が登場しています。
- 2020年以降に偽物が出回っている
- 箱なしの商品は要注意
- サイズ表記が40、41、42などの商品は偽物の可能性あり
新旧モデルを比べると、いくつかの違いがあります。
ヒール部分のカラーリングが、旧モデルでは白だったのに対し、新モデルではボディと同色になっています。
また、ライニング(内側の生地)も旧モデルの白から新モデルでは黒に変更されました。
シューレースも新モデルでは肉厚でしっかりとしたものになり、履き心地を重視した改良が施されています。
何より大きな変化は、見た目はそのままに軽量化されたことです。
見た目よりずっと軽く感じる工夫がされています。
サイズ感も変わっていて、旧モデルはかなり大きめでしたが、新モデルは通常のサイズで問題ないようになっています。
2024年秋冬には、さらに新色が登場する予定で、一部ブランドとのコラボレーションモデルも企画中とのこと。
公式インスタグラム(@northwave_espresso.jp)で最新情報を確認できます。
このように、90年代の名作が現代に合わせてアップデートされ、昔を知る人も若い世代も楽しめる形で復活しているのです。
値段は21,780円(税込)からとなっています。
| 2014年 第1弾復刻 |
2017年 第2弾復刻 |
2018年 第3弾復刻 |
2023-2024年 第4弾復刻 |
|
|---|---|---|---|---|
| 先行販売店舗 | ビームス | 情報なし | 情報なし | ビリーズ渋谷 ミタスニーカーズ アップタウンデラックス福岡 |
| 主な改良点 | 情報なし | 情報なし | 情報なし | 軽量化 サイズ感調整 シューレース変更 |
| カラー展開 | 情報なし | 情報なし | 情報なし | エスプレッソ:4色 エスプレッソチリ:2色 |
| 価格(税込) | 情報なし | 情報なし | 情報なし | エスプレッソ:21,780円 エスプレッソチリ:22,880円 |
ノースウェーブはどこの国のブランド?
ノースウェーブはイタリア生まれのブランドです。
特に、イタリア北東部のベネト州にあるモンテベルーナという街で誕生しました。
この街は歴史が古く、ベネチア共和国の時代まで遡る靴作りの伝統があります。
多くの登山客が訪れるこの地域では、高い耐久性と機能性が求められる登山靴の生産が盛んでした。
そのため、靴職人の技術が高く評価され、世界的に有名な靴の製造地として知られています。
1980年代初期、モンテベルーナではシューズのOEM(他社ブランド向けの製造)メーカーとして会社が創業されました。
そして、1991年にこの会社からスノーボードシューズブランドとしてノースウェーブが誕生したのです。
当時、イタリアの靴職人たちはスノーボードシューズに高品質でフィット感にこだわったブーツを作りたいという思いから、ブランドを立ち上げました。
その後、スノーボード後に履く「アフタースノー」をコンセプトに開発されたのが「エスプレッソ」モデルです。
- イタリア北東部ベネト州のモンテベルーナが発祥の地
- 靴職人の街として世界的に有名な地域
- 1991年にスノーボードシューズブランドとして誕生
現在のノースウェーブは、スノーボードシューズだけでなく、ロードバイクシューズなどの分野でも高機能で最先端のプロダクトを提供しています。
多くのアスリートから支持を受けるトップブランドへと成長しました。
日本では1996年頃、藤原ヒロシさんがファッション誌で紹介したことをきっかけに爆発的な人気を得ました。
当時は並行輸入でしか手に入らず、通常3万円から4万円の高値で取引されるほど希少性が高かったのです。
このように、ノースウェーブは靴作りの伝統が息づくイタリアから生まれ、その高い技術力とデザイン性で世界中のファンを魅了し続けているブランドなのです。
ノースウェーブ スニーカーの人気
90年代半ばから後半にかけて爆発的な人気を集めたノースウェーブのスニーカー。
特に「エスプレッソ」モデルは、一足手に入れるために並行輸入で3〜4万円もの高額で取引されるほどの人気ぶりでした。
この人気の火付け役となったのは、当時裏原宿ファッションの代表格だった藤原ヒロシさんです。
彼がストリートファッション誌『COOL TRANS』の1995年11月創刊号で連載していた「SUPER NATURAL」というコーナーで紹介したことがきっかけでした。
また、メンズファッション誌『Boon』などでも度々特集され、若者の注目を集めていきました。
音楽シーンでは、ポップデュオのPUFFYが愛用していたことも人気に拍車をかけました。
彼女たちの親しみやすいキャラクターと相まって、ノースウェーブのスニーカーは「ストリートファッションの新ミューズ」としての地位を確立していきました。
- 藤原ヒロシさんが雑誌で紹介して火がついた
- PUFFYが着用して女性にも人気拡大
- 限定生産で希少価値が高かった
スケーターやダウンタウンの浜田雅功さんなど、多くの有名人も愛用していました。
2023年からの最新の復刻版では、K-POPガールズグループ「BLACKPINK」のジスがプライベートで履いているところを目撃されるなど、世代を超えた人気を集めています。
また、ノースウェーブはイタリアのスノーボードブランドであり、スニーカーの生産数自体が元々多くなかったため、希少性が高かったという側面もあります。
これが入手困難な「プレミアアイテム」としての価値を高め、さらなる人気を生み出したのです。
90年代の短期間のブームで終わったにもかかわらず、2014年、2017年、2018年、そして2023年末から2024年にかけて何度も復刻されるのは、それだけ多くの人の記憶に残る特別なスニーカーだったということ。
この復刻版も各店舗で次々と売り切れとなるなど、今なお高い人気を誇っています。
ノースウェーブ スニーカー、ダサいと思った人も読む特徴と選び方
ノースウェーブ スニーカーのサイズ感
ノースウェーブのスニーカーを購入する際に、多くの人が悩むのがサイズ選び。
特に通販で買う場合は要注意です。
90年代のオリジナルモデルと最新の復刻版では、サイズ感が大きく異なります。
90年代のオリジナルモデルはかなり大きめの作りでした。
普段履いているサイズより1サイズ下げて購入する必要があったほどです。
一方、2023年末から販売されている最新の復刻版はサイズ感が見直され、ほぼ通常通りのサイズ選びで問題ありません。
実際の口コミを見ると、「ナイキのエアフォース1で25cm、エアジョーダン1で25.5cmを履いている人が、ノースウェーブの39サイズ(約25.6cm相当)でジャストフィット」という声も。
履き心地も「自分のために作られたんじゃないかというぐらいジャスト」と評価する人もいます。
ヨーロッパサイズ表記に慣れていない方のために参考となる情報もあります。
例えば「アトランティックスターズ」や「ボーラー」で42サイズを履いている方は、ノースウェーブなら41サイズが適しているという目安があります。
- 偽物は箱なしでヨーロッパサイズ表記(40、41、42など)のものが多い
- 正規品はワンサイズ大きめの作りが多い
- 試着可能な実店舗での購入がおすすめ
また、幅広の日本人の足にフィットするという声も。
スノーボードシューズをベースに作られているため、履き心地の良さを重視した設計になっています。
見た目のボリューム感から重そうに見えますが、実は意外と軽く、長時間履いても疲れにくいという特徴もあります。
ただし注意したいのは、2020年以降に出回っている偽物の存在。
サイズ表記がヨーロッパサイズ(40、41、42など)で箱がないものは偽物の可能性が高いので気をつけましょう。
結論として、新しい復刻版のノースウェーブは、ほぼ普段通りのサイズ選びで問題ありませんが、できれば実店舗で試着してから購入するのがベストです。
特に通販で購入する場合は、少し大きめを想定しておくと安心でしょう。
| オリジナルモデル (90年代) |
復刻版 (2023年~) |
|
|---|---|---|
| サイズ感 | かなり大きめ | ほぼ普通サイズ |
| 推奨選び方 | 1サイズ下げる | 通常サイズかやや大きめ |
| 重さ | やや重い | 軽量化されている |
| ライニング | 白色 | 黒色 |
おすすめコーデ術
ノースウェーブのエスプレッソは、ボリューム感のあるデザインが特徴なので、バランスを考えたコーディネートがおすすめです。
90年代当時から現代まで、さまざまな着こなし方があります。
典型的な90年代スタイルは、太めのデニムとの組み合わせ。
当時はパンツからなにからオーバーサイズが主流だったので、エスプレッソの特盛りのボリュームも案外しっくりきました。
PUFFYをはじめ多くの人がこのスタイルを好んでいました。
現代のコーデでは、グレーのノースウェーブを選ぶと相性が良いアイテムが増えます。
グレーは中間色なので、モノトーンのコーディネートとも相性抜群です。
黒や白の洋服とバランスが取りやすく、暗めのコーディネートの差し色としても、明るめのコーディネートの中和色としても活躍します。
カラーバリエーションが豊富なのも魅力。
ブラック、グレー、レッド、イエローなど、足元をパッと明るくしたい時はビビッドカラーを選ぶと効果的です。
- 太めのデニムとの相性が抜群
- ストリート系のラフなスタイリング
- オールブラックコーデの差し色に
スタイリングのコツとしては、ボトムスにボリューム感を持たせるのがポイント。
細身のパンツだとバランスが取りにくいこともあります。
太めのデニムやワイドパンツとの相性が特に良く、スケーターっぽいストリートコーデが完成します。
ユニセックスなデザインなので、男女ともに楽しめるのも魅力です。
女性の場合は、メイクで目元をしっかり強調したり、髪型でガーリーさを出すことで、スニーカーのストリート感とのバランスを取るとより素敵です。
トップスはTシャツやボタンダウンシャツなどカジュアルなものがおすすめ。
季節が寒くなってきたらボアダウンなどボリューム感のあるアウターとも相性が良いです。
90年代の雰囲気を感じさせつつも、現代的なアレンジを加えることで、ノスタルジーと新しさを兼ね備えたおしゃれなコーディネートを楽しむことができます。
偽物の見分け方
ノースウェーブのエスプレッソが人気を集めるようになってから、残念ながら偽物も出回るようになりました。
特に2020年以降は偽物が増えているので注意が必要です。
まず、購入時に確認すべき重要なポイントは箱と付属品です。
正規品には専用の箱が付いていますが、偽物は箱なしで販売されていることが多いようです。
また、正規品にはタグや袋などの付属品が揃っているのが一般的です。
次に注目すべきはサイズ表記です。
偽物は40、41、42といったヨーロッパサイズの表記が多いと言われています。
現在の正規復刻版は日本サイズでの表記があるため、ヨーロッパサイズのみの表記は注意が必要です。
- 箱がなく、ヨーロッパサイズ表記(40、41、42など)のみ
- 明らかに市場価格より大幅に安い
- 正規販売店以外の怪しいECサイトでの販売
製品の細部にも目を向けましょう。
正規品と偽物ではヒールのデザインやトゥ部分のロゴなど、細かい部分に違いがあります。
例えば、復刻版のトゥ部分には「N」ロゴが入っていますが、偽物ではこのディテールが異なることがあります。
素材の質も重要なチェックポイントです。
正規品はスエードレザーの質感が高く、ソールの作りもしっかりしています。
偽物は素材が粗悪で、ソールの接着が不完全なケースもあるようです。
購入場所も偽物を避ける重要な要素です。
正規品は「ビームス」「ユナイテッドアローズ」「ムラサキスポーツ」などの正規取扱店で購入するのが安心です。
2023年12月15日には「ビリーズ エンター渋谷」「ミタスニーカーズ」「アップタウンデラックス(福岡)」で先行販売され、その後国内約80店舗に広がっています。
最も確実なのは、正規の販売店で購入することです。
インターネットで購入する場合も、公式オンラインストアや信頼できる大手ショップを利用しましょう。
偽物に騙されないよう、慎重に選んでくださいね。
| 正規品 | 偽物 | |
|---|---|---|
| 付属品 | 専用の箱あり タグや袋あり |
箱なしが多い 付属品が揃っていない |
| サイズ表記 | 日本サイズの表記あり | ヨーロッパサイズのみ (40、41、42など) |
| 価格 | 約21,780円〜22,880円 (定価販売) |
市場価格より大幅に安い |
| 販売場所 | ビームス ユナイテッドアローズ ムラサキスポーツなど 正規取扱店 |
怪しいECサイト 非公式の販売ルート |
| 細部の特徴 | トゥ部分に「N」ロゴ 素材の質感が高い ソールの作りが丁寧 |
ロゴがおかしい 素材が粗悪 接着が不完全 |
芸能人に人気の秘密
ノースウェーブのエスプレッソは、多くの芸能人に愛されてきました。
その人気は1990年代から現代まで続いており、特にファッションに敏感なインフルエンサーたちが好んで着用しています。
火付け役となったのは裏原宿ファッションの代表格・藤原ヒロシさんです。
彼がストリートファッション誌『COOL TRANS』の1995年11月創刊号で紹介したことで、爆発的な人気のきっかけを作りました。
彼の着こなしに憧れる若者が争って買い求めるようになったのです。
女性の間では、当時人気絶頂だったポップデュオ「PUFFY」の大貫亜美さんと吉村由美さんが履いていたことも大きな影響を与えました。
彼女たちのカジュアルでストリート感のあるファッションに、エスプレッソのボリュームシルエットが絶妙にマッチしていました。
お笑い界では、ダウンタウンの浜田雅功さんが愛用していたことも有名です。
2018年9月6日放送の「ダウンタウンDX」では赤色のノースウェーブを履いていたことが話題になりました。
また、2024年11月にはお笑い芸人のとにかく明るい安村さんがTBS『ラヴィット』でブラウンカラーのエスプレッソを履いていたことも注目を集めました。
- 裏原カリスマ藤原ヒロシ氏が最初に火をつけた
- PUFFYの2人が女性ファンを増やす
- 現在はK-POPアイドルも着用
最近では、韓国のK-POPアイドル「BLACKPINK」のジスがプライベートで履いているところを目撃されたことで、若い世代にも人気が広がっています。
これにより2023年に復刻されたモデルは、レディースサイズが特に人気を集めています。
芸能人に人気の秘密は、そのレアさと個性的なフォルムにあります。
通常のスニーカーとは一線を画す独特なデザインが、他の人と差をつけたい芸能人にとって魅力的なポイントになっています。
また、履き心地が良いことも長時間撮影がある芸能人には重要な要素です。
このように、時代を超えて多くの芸能人に愛され続けることで、ノースウェーブのエスプレッソは単なるスニーカーを超えた、ファッションアイコンとしての地位を確立しています。
パフィーと流行した90年代
1996年5月、大貫亜美と吉村由美によるポップデュオ「PUFFY」が『アジアの純真』でデビューし、瞬く間に日本中で人気を博しました。
彼女たちの親しみやすいキャラクターと自然体なスタイルはティーンを中心に強い支持を集めたのです。
PUFFYの特徴は何といってもストリートファッション。
当時流行していたファッショナブルなスタイルとは真逆の、カジュアルなジーンズにTシャツというラフなコーディネートが新鮮でした。
そして、そのスタイルの一部として欠かせなかったのが「ノースウェーブ」のスニーカーだったのです。
メンズファッション誌『Boon』では、PUFFYが表紙を飾ることも少なくありませんでした。
彼女たちは足元にアイリッシュセッターかノースウェーブを履いていたといわれ、1997年には『Boon』から『BOON!PUFFY!BOON!』というフォトマガジンも発行されたほど人気がありました。
実は彼女たちが履いていたノースウェーブやデニムは、ただのカジュアルアイテムではありません。
ヴィンテージのリーバイス『501XX』や『503BXX』といった当時でも希少価値の高いデニムを着こなしていたり、レアなアイテムも取り入れていました。
- PUFFYはカジュアルに見えて実はこだわりのファッション
- ヴィンテージデニムとノースウェーブの組み合わせが特徴
- 雑誌『Boon』での露出が若者に影響
ノースウェーブとPUFFYの組み合わせは、当時の”脱力系”と呼ばれたファッションとマッチしていました。
特にワッフルヘアと呼ばれたスパイラルパーマのヘアスタイルと、ノースウェーブのボリューム感のあるシルエットは、90年代のおしゃれを象徴する存在でした。
興味深いのは、彼女たちのファッションがボーイッシュなアイテムを中心にしながらも、メイクやヘアスタイルで女性らしさを取り入れていた点です。
目元をぱっちりと強調し、ネイルはネイビーやシルバーなど辛口な色合いで、バランスを取っていました。
このように、PUFFYとノースウェーブは共に90年代のファッションシーンを彩った存在として、多くの人の記憶に深く刻まれています。
そして今、90年代ファッションが再評価される中で、改めてその魅力が見直されているのです。
本物の購入先
ノースウェーブのエスプレッソを購入する際、偽物を避けて本物を手に入れるためには、正規取扱店での購入が最も安心です。
最新の復刻版は日本全国の特定の店舗でのみ販売されています。
2023年12月15日には、先行販売として「ビリーズ エンター渋谷」「ミタスニーカーズ」「アップタウンデラックス(福岡)」の3店舗で販売が開始されました。
その後、2024年1月26日からは全国約80店舗へと展開が広がっています。
主な正規取扱店としては、「ビームス」「ユナイテッドアローズ」「ムラサキスポーツ」などの大手セレクトショップがあります。
特に「ムラサキスポーツ」では限定カラーも展開されており、コレクターにとって魅力的なラインナップとなっています。
- 大手セレクトショップ:ビームス、ユナイテッドアローズ
- スポーツショップ:ムラサキスポーツ
- 専門店:ビリーズ、ミタスニーカーズ、バランススタイル
オンラインでの購入を検討している場合は、これらの店舗の公式オンラインストアを利用するのが確実です。
例えば、ビリーズの公式オンラインストアやミタスニーカーズの公式オンラインストア、ZOZOTOWNの正規取扱店などが挙げられます。
価格は基本的にエスプレッソが21,780円(税込)、ミッドカットタイプのエスプレッソ チリが22,880円(税込)となっています。
セール品や中古品を除いて、この価格から大きく外れているものは注意が必要でしょう。
なお、今後の展開情報は公式インスタグラム(@northwave_espresso.jp)で確認できます。
2024年秋冬にはニューカラーの登場も予定されていると言われています。
また、一部のブランドとのコラボレーションモデルも企画中とのことなので、最新情報をチェックしておくと良いでしょう。
人気商品のため品薄になることも多いので、欲しいと思ったらなるべく早めに購入することをおすすめします。
確実に本物を手に入れるためには、これらの正規取扱店を利用し、適正な価格で購入することが大切です。
ノースウェーブのスニーカーはダサい?90年代カルチャーが再燃する理由:まとめ
「ノースウェーブのスニーカーはダサい」と言われることもありますが、代表格のエスプレッソは、90年代に爆発的人気を集めた厚底スニーカーです。
スノーボードブーツのソールとスニーカーのアッパーを組み合わせた独特なデザインが特徴で、当時の裏原宿カルチャーを象徴する存在でした。
藤原ヒロシやPUFFYが着用したことで人気に火がつき、その後2014年、2017年、2018年、そして2023年末から2024年にかけて何度も復刻。
スノーボード後に履く「アフタースノー」をコンセプトに生まれたイタリア発祥のブランドで、見た目のボリューム感とは裏腹に軽量設計されています。
新モデルは旧モデルよりサイズ感が通常に近づき、太めのデニムやワイドパンツとの相性が抜群。
2020年以降は偽物も増えており、正規品は専用箱あり・日本サイズ表記があるのが特徴です。
現在は90年代ファッションリバイバルの流れもあり、若い世代にも注目されています。
【徹底解説】スニーカー転売を成功させる5つのコツ!おすすめの仕入れ先や販売先をせどりのプロが紹介


